家庭菜園を楽しむ上で大きな障害となるのは
間違い無く害虫の発生ですよね。
大切な野菜の根元や茎を食害するナメクジやヨトウムシ
といった種類は特に厄介。
普段は地面の見難い所に隠れて姿を現しませんから、
ある程度検討を付けて農薬を散布・設置しなければ有効に働かないからです。
庭に作る家庭菜園であれば比較的堂々と農薬を散布出来るのですが、
これがベランダ栽培となると話は別。
特に用土を節約しようと庭土からプランターへ移植する際、
小さなナメクジも一緒に混入してしまい、
これがベランダで本格的な栽培がスタートした後に
悪さをするケースが多いのです。
ただ監視対象となるのは
比較的小規模なプランターのみとなりますから、
注意深く見付け次第補殺してゆけば、
大きな被害に至る前に防ぐ事も可能でしょう。
また空気湿度の高い雨天時は
ナメクジも昼夜を問わず行動するパターンが多くなりますから、
より発見出来る確立が高くなる筈。
ベランダで育てている筈なのに葉や実が頻繁に食害されるという人は、
用土付近にナメクジがいないかどうか、一度疑ってみるべきでしょう。